2025 年 8 月以降リリースする Androidアプリは次の要件を満たす様、Googleが通知が来ました。 詳細 Google Play の対象 API レベルの要件を満たす
・Target SDK APIレベル 35(Android 15)以上
いつも通り SDK manager で APIレベル 35の SDK Platform を追加してリビルドしようとするとエラーが出てビルドできません。
詳細は不明ですが Android Studio 4.1.3 に付属している java runtime のバージョンが古いのが起因しているようです。
仕方ないので Android Studio を最新に上げてみる事にします。
■事前情報
完全移行を確認するまでは旧バージョンも使えるようにしておきたいので、併走できるように構築してみます。
■Android Studio ダウンロード
公式「Android Studio のインストール」
→ Android Studio の最新バージョンをダウンロード へ移動。
標準のダウンロードリンクは exeファイル。zipファイルの方が扱い易いので
Windowsユーザは「Windows(64-bit) android-studio-yyyy.x.x.x-windows.zip」をダウンロード。2025/1頃のバージョンは約1.4GB。
(「ダウンロード アーカイブ」から旧バージョンを取得する事も可能、移動先の言語設定を「日本語」→「English」に変更しないと画面が崩れる。)
■セットアップ作業
ダウンロードしたzipを任意のdirに解凍します。Android Studio(IDE)とJava Runtimeが含まれています(SDKは既存で使っていたものが共用される)。
解凍先dirのパス文字の制限は無さそうなので C:\Program Files\android-studio へ解凍。
起動モジュールは C:\Program Files\android-studio\bin\studio64.exe
起動したら「AOP 起動トランスフォーマーの開始に失敗しました〜」のエラーを表示。
調べてみると、過去に入れたAndroidStudioの日本語化プラグイン「Pleiades」の影響との事。
C:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\Google\AndroidStudioバージョン(今回だと AndroidStudio2025.1.4)配下
studio64.exe.vmoptions ファイルをエディタで開いて
-javaagent:C:\Users\ssipa\AppData\Roaming\Google\AndroidStudio4.1\jp.sourceforge.mergedoc.pleiades\pleiades.jar
の行をコメントアウトする(先頭に # を付ける)か、削除する。
これで、初期画面が出て起動できました。

旧バージョンが残っている為か、初回起動でセットアップ処理等は動かず。
SDK、プロジェクトの場所は、勝手に旧バージョンの情報を引き継いでくれる様です。

関連するファイルは以下のdirにセットアップされています。
・SDKは旧バージョンのまま
・C:\Users\xxxxx\AppData\Local\Google\AndroidStudio2025.1.4 (旧バージョンは 〜\AndroidStudio4.1)
・C:\Users\xxxxx\AppData\Roaming\Google\AndroidStudio2025.1.4 (旧バージョンは 〜\AndroidStudio4.1)
ちなみに Android Studio が使用する Java runtime は内包されている物が勝手に選択される様です。
Windows で Ver.2005.1.4 の runtime の Path設定をしても、Ver.4.1.3 のStudio が新しい runtime を見る様にはなりませんでした。
■日本語化
標準で多言語化対応されたけど、予想以上に手順は面倒。(2024.2以降、日本語化プラグインはマーケットから自動ダウンロードできない)
IntelliJ IDEA へ移動。
そこから Android Studio と同じバージョン(今回だと2025.1.4.1)の Windows x64 ZIP Archive (zip) をダウンロード。
zipファイル内の plugins\localization-ja フォルダを Android Studio\plugins へコピー。
Android Studio を起動して、初期画面の左下の歯車から設定画面を表示。下記の画面から「日本語」を選択。

AndroidStudioを起動すると日本語化されました。Logcatも日本語表示されます。ただし一部英語のままの表記も結構有り、日本語化範囲は4.1.3の方が広かった。

■エミュレータ
Hyper-V 版が使えるかと思ったけど、システム要件を見ると「メモリ 16GB以上」となっているのと、Intel CPU であれば HAXM の方が早いとの事なので、HAXM モードをそのまま使用。
VD manager の見る先は 4.1.3 も 2025.1.4 も同じ。
4.1.3 で作成したイメージを 2025.1.4 の VDMから起動可能 & API36のエミュレータを4.1.3から起動可能でした。
時々起動しない事あり、COLD BOOT すれば確実に起動する様です。

■プロジェクトの移行
Android Studio 2025.1 & target API36 に移行。私の project は全て以下だけで移行できました。
・project直下 build.gradle 修正
:
dependencies {
classpath "com.android.tools.build:gradle:4.1.3"
:
↓
:
dependencies {
classpath "com.android.tools.build:gradle:8.13.2"
:
・app / build.gradle 修正
:
android {
compileSdkVersion 34
defaultConfig {
applicationId "com.jp.ssipa.xxx"
targetSdkVersion 34
:
↓
:
android {
compileSdkVersion 36
namespace "com.jp.ssipa.xxx" ←追加
defaultConfig {
applicationId "com.jp.ssipa.xxx"
targetSdkVersion 36
:
・Android Studio 2025.1で project を開いて
メニュー→ファイル→プロジェクト構造→Gradle Version に 8.13 を選択。
・PendingIntentのフラグ指定
PendingIntent pendingIntent = PendingIntent.getService(this, 0, clickIntent, 0);
↓
PendingIntent pendingIntent = PendingIntent.getService(this, 0, clickIntent, FLAG_IMMUTABLE);